よく眠れる色ってあるの?色が睡眠にもたらす驚きの効果とは?

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寝室に取り入れるならどんな色がいいのかしら?色って睡眠に影響あるの?

みなさんこんにちは。
LADY SLEEP編集部のYUKIです。

今回は「睡眠に効果的な色とは?」というお話。

インテリアを決める時に、色は重要なポイントですよね。

でも、寝室は人に見せることが少ないため、他の部屋より後回しになることも・・・

色がお部屋作りにとって大切なのは分かるけど、色が睡眠にもたらす効果はあまり知られていません。

 本記事の内容

・色が与える睡眠への効果とは?

・寝室におすすめの快眠色とは?

・寝室におすすめできない色とは?

こんな思いで書いてます。

・寝具&家具の商品開発などインテリアの仕事に携わって約15年

・睡眠健康指導士&睡眠環境・寝具指導士取得

インテリアの仕事を約15年する中で、急に40代で眠れなくなって焦った私。
もう寝れないのではないか?と。そこで一から睡眠について勉強することに。

睡眠の世界を知り、「眠れるということは自分の可能性を広げる」と猛烈に感じました。
同時に、インテリアの観点から寝室全体で睡眠を考える必要があるとも感じました。

「今よりも素敵な寝室でぐっすりと眠れて、今日の自分の可能性を感じられる人を増やせたら」と思い情報を発信しています。

少しでも参考になれば嬉しいです。

なんだか寝室が落ち着かない。

どうせなら睡眠に効果的な色と取り入れて眠れる寝室を作りたい!

という方はぜひ一度目を通して頂けると嬉しいです。

目次

色が与える睡眠への効果とは?

寝室の壁の色やインテリアの色が、睡眠に与える影響は大きいです。
昨今の研究で、私たちは目を閉じてても皮膚からも色を認識すると言われています。

本来、色は大脳で認識されて、感情の中枢を司る「扁桃体」、ホルモンの分泌を促す「視床下部」、記憶を司る「海馬」を刺激します。

ですので、色は情緒を安定させ、心身に大きく作用するんですね。

反対に色によっては興奮させたり、血圧や心拍数、睡眠にまで広く影響します。

このように、色彩心理学によると、色は私たちの感情や心理状態に影響を与えるとされています。
そのため、寝室の色は睡眠の質にとっても重要な要素なのです。

「青い部屋」と「赤い部屋」での体感温度は約3℃も違うと報告もあります。
「青い部屋」の方が、「赤い部屋」よりも約3℃涼しいと感じるといわれており、色が人に与える影響を無視できない研究と言えます。

寝室におすすめの快眠色は?

イギリスで2000世帯の「寝室の装飾の色(寝室の色)」と「睡眠時間」を調べた研究によると、睡眠が長くなる色と、睡眠を妨げる色で睡眠時間の差は、なんと2時間もあったとのことです。

その研究をもとに、寝室におすすめしたい色は、青、黄色(クリームイエロー)、緑です。

詳しくみていきましょう。

おすすめ快眠色:青

青は穏やかで落ち着いた印象を与え、心を落ち着かせてくれる色です。

鎮静作用があるため、副交感神経が優位になり、身体を眠りやすい状態にしてくれます。

高ぶってなんだか心が落ち着かないという時にはその心を沈めてくれる効果があります。

おすすめの快眠色:黄色 (クリームイエロー)

鮮やかな黄色ではなく、パステルイエローのような優しい黄色が睡眠にはおすすめ。

黄色には睡眠時のホルモン・メラトニンの分泌を促進させ、深い睡眠を促す効果があると言われています。

また、オランダの国立大学の研究によると、「黄色の物体を掲示された人は幸福を感じる」と報告されています。

おすすめの快眠色:緑

目に優しい色として思い浮かぶ緑は、睡眠にもポジティブな効果をもたらしてくれる色です。
自然の色であり、安らぎや癒しを感じる色ですね。

私人間にとって、緑は自然に目のピントが合う色。疲れ目にも効果的です。

緑は見るのに余計な力を必要とせず、筋肉をゆるめて緊張を解きほぐし、リラックス効果があるといわれています。

寝室におすすめできない色とは?

一方で、寝室には避けるべき色も存在します。

興奮を代表する赤色の他、前述したイギリスの研究からもご紹介します。

おすすめできない色:赤

刺激的な色や明るすぎる色は、睡眠を妨げる可能性があります。
特に赤は、興奮や刺激を与える色とされています。

赤色は、視覚を刺激し、リラックスしにくい状態を作り出すので寝室に使用するのは避けた方がいいでしょう。

寝室では、落ち着きや安らぎをもたらす色を選ぶことが重要です。


おすすめできない色:紫

紫は大人っぽい、神秘的なイメージもありますが、不安などもネガティブなイメージもあります。

また、紫は最もインスピレーションを刺激し、妄想をかきたてる色と言われています。

これにより、悪夢を見やすく睡眠を疎外する可能性も。


おすすめできない色:茶色・グレー

どちらもベーシックなカラーのため、意外と使ってる方は多いのではないでしょうか?
なぜこの色が?という印象ですよね。

研究によると、茶色・グレーはどちらも感情がわきにくく、退屈な印象で孤立した気分になりやすいようです。

寂しがり屋で一人暮らしの人は使わない方がいいかもしれませんね。

まとめ:色によって睡眠時間が2時間も違う!癒しカラーを取り入れて眠れる寝室を!

今回は、睡眠に効果的な色のお話をしました。

・鎮静作用があるブルーが一番眠れる色
・興奮色の赤、紫、ベーシックな茶色やグレーはおすすめできない

今回は色が本来持っている特徴や、イギリスの研究結果から睡眠に効果的な色をご紹介しました。

眠れない方は、是非カバーなどやカーテンにおすすめの色を取り入れてみてくださいね。

基本的に自分にとって落ち着く色は個人個人違うものです。
ご紹介した色の効果を参考に、貴方の心地よい色を探してみてください。

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