寝室のエアコン位置はどこが正解?ベッドとの位置関係を見直して快適な睡眠環境を!

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・寝室のエアコンってどの位置がベスト?
・ベッドとの位置関係って?

みなさんこんにちは。
LADY SLEEP編集部のYUKIです。

今回は「寝室のエアコンとベッドとの位置関係って、悩ましい」というお話。

みなさん、寝室のエアコンってどのあたりについていますか?

ベッドと垂直に。ベッドと平行に。など色々あると思います。

そもそも賃貸だし、そんなに寝室のエアコンの位置なんて気にしてなかったという方もいるのではないでしょうか?

でも実はエアコンの位置は、睡眠に少なからず影響します。

 本記事の内容

この記事では、正しいエアコンの設置位置や、最適な位置の見極め方、変更できない場合の対策方法などを、解説します。

適切にエアコン位置を知ることで、ぜひ、快適な睡眠環境を手に入れて、健康的な睡眠を実現してくださいね。

目次

 寝室のエアコンの最適な設置位置と決め方は?

エアコンとベッドとの位置関係はどのような場所が最適でしょうか?

ずばり、「頭上は避ける」言い換えると「頭の近くにエアコンを設置するのを避ける」ということです。

その他にもポイントがあるので見ていきましょう。

ベッドの真上は避け、直接風が当たらない位置に設置する

エアコンが頭の上にあると、エアコンの風で知らない間に身体が冷えすぎたり、乾燥で喉がイガイガしたりと体調不調の原因になるからです。

冷え性の方は、さらに風があたることで冷えが進む原因にもなりかねませんので、女性は特に気を付けた方がいいでしょう。

また頭上にエアコンがあることで、音が気になってなかなか寝付けないなど、睡眠の質にも影響します。

エアコン専用コンセントの近くに設置する

エアコンにはエアコン専用のコンセントが必要です。
また、コンセントの対応電圧とエアコンの電圧が合っているかどうかも見る必要があります。

エアコン専用のコンセントではなかったり、電圧があっていなかったりすると、火災などの大きな事故になる恐れもあるので注意してくださいね。

【コンセント形状と電源プラグの種類にも注意】

コンセントとエアコンの電源プラグにはいくつか種類があります。
どのコンセントにもエアコンが設置できるというわけではありません。
コンセントの形状と電源プラグの形が合っていなければ、当然使うことができませんので、こちらも注意してみて下さいね。

火災報知器の近くには設置しない

エアコンと火災報知器の取り付け位置も確認しておきましょう。

火災報知器は、エアコンの空気吹き出し口から約1.5m以上離すことが推奨されています。

エアコンと火災報知器の距離が近いと、エアコンから発生する風や熱が火災報知器の検知能力を低下させ、誤作動を起こす可能性があります。

室外機の設置場所も考慮する

室外機の場所もエアコンの性能に影響します。

室外機がエアコンに遠いと、配管が長くなりエアコンの効きや消費電力で影響が出る場合があるからです。

ベッドの真上を避けた方がいい理由

一番大事なポイントは「ベッドの真上に設置しない」ということをお話しましたが、その理由をいくつか解説します。

風が直接当たると、不調の原因になるため

先ほどもお話したように、エアコンの風が直接身体にあたることは様々な不調の原因になります。

冷房の冷たい風は、自律神経の乱れを引き起こし、だるさを感じたり、風邪をひきおこすことも。暖房の温かい風も、肌や喉の乾燥を引き起こし、粘膜の炎症につながることもあります。

快適な睡眠、健康を考えるとエアコンを真上に設置することは避けた方がいいでしょう。

空気が乾燥しやすく、乾燥肌やウィルス増殖の原因になるため

基本的にエアコンの下は冷房でも暖房でも乾燥しやすい環境にあります。

空気乾燥と聞くと暖房時だけかと思いがちですが、冷房でも乾燥が起こるので注意です。

肌の乾燥だけでなく、空気が乾燥することによってウィルス増殖の原因にもなる可能性があります。

地震などによってエアコンが落下する危険があるため

そもそも、エアコンがそう簡単に落ちてくるものではありません。

しかし、日本は地震が多く、エアコンが落下する危険性がゼロとは言い切れません。

エアコンは平均で約13kgほどあるので、もし頭の上にエアコンが落ちてるくることを考えると、大事故を避けられません。

「もしも」のために、エアコン設置場所は頭上を避けた方がいいでしょう。

エアコンの下は、埃が溜まりやすいため

エアコンは部屋の空気を吸って、冷気、暖気を吐き出すという循環運動をしています。

この時、空気の循環が起こっているわけすが、その流れによって空気中の埃が吸い寄せられます。

この際全ての埃を吸ってくれればいいですが、比較的重い埃は吸われずに下へと落ちていきます。

そのため、エアコンの下には埃が溜まりやすいのです。

また、フィルター掃除などを怠るとカビの発生にもつながりその空気を吸い込むことになりかねません。

埃と同様に健康を害する可能性にも繋がるので注意が必要です。

水漏れが原因で、寝具類が汚れるリスクがあるため

冷房運転時にエアコン内部で発生した水滴は、ドレインホースという配管を通り、外へと排出されます。

しかしこのドレインホースに何らかの異常があるとエアコンからの水漏れの原因となり、寝ている間に頭上から水滴が垂れてくるという恐れがあります。

害虫が頭上に落ちてくる可能性もあるため

水滴よりも怖いかも!?

寝ている間に上から虫が落ちてくるということを想像するとこれ以上恐ろしいことはないかと思います。

先ほどお伝えしたドレインホースは外へと繋がっているので、その中を通って虫が逆流し侵入してくることもあります。

これを防ぐ対策としては2つ。

・ドレインホースの先につける防虫キャップ

・虫が嫌うアロマを使う方法

寝室のエアコンの位置を変えられない場合の対策

頭上を避けた方がいい理由は分かったけど、どうしてもエアコン位置を変えられないということもありますよね。

その場合は、エアコンと、別のアイテムを組み合わせたりするのがおすすめです。

エアコンの風向きを調整する

賃貸や間取りの関係でどうしてもエアコンが頭上にきてしまう場合は、風向きを調整しましょう。

身体に、長時間直接風があたることを避けるために、ルーバー位置を調整したり、エアコンのスイング機能を使い、快適な睡眠空間を確保しましょう。

直接冷たい風があたらないだけでも、自律神経の不調を防ぐことができます。

もしルーバーの位置でも調整が難しい場合は、市販の風よけカバーなどを使うことをおすすめします。

扇風機やサーキュレーターを活用する

どうしても上記の方法だけですと、エアコンの空気が部屋全体に広がらない場合があります。

その場合は、扇風機やサーキュレーターを活用して、空気の循環を促しましょう。

また、夏場は日中にこもった熱気が室内の壁、クローゼット、家具にまで貯まっていることがあります。
この熱を取り除くためにも扇風機やサーキュレーターで室内の温度を下げましょう。

【どの位置にサーキュレーターがあるといい?】
冷房の場合:下に空気が溜まりやすい
・位置:エアコンの風が落ちてくる場所に 
・風向き:エアコンに向けて

暖房の場合:上に空気溜まりやすい
・位置:部屋の中心か、エアコンの対角線上に
・風向き:天井に向けて

枕の位置を変えてみる

どうしてもエアコンの位置を変えられない、ベッドの位置もこのレイアウトでしかおさまらない。
というときは、季節によって枕の位置を柔軟に変えてみてはいかがでしょうか?

一度決めるとなかなか枕位置を変えることはないかと思いますが、私は夏場だけ風が足元に落ちるように枕位置を反対にして寝ています。

睡眠環境を改善する安眠グッズを利用する

特に夏場に冷房をうまく活用できないと睡眠の質も下がります。その場合は、敷パットや、パジャマなどを工夫することもおススメです。

触ると少しヒンヤリする冷感パットを利用したり、麻やガーゼ素材のパジャマを着ると寝苦し夜も快適に過ごせることでしょう。

リフォーム会社や管理会社に相談する

どうしてもエアコン位置を変更した場合は、リフォーム会社や管理会社に相談してみましょう。

その場合は、室外機の置き場も頭に入れて相談するのがいいでしょう。

寝室のエアコン設置位置のおすすめ場所

頭の上がダメならどこに設置するのがベストなのでしょうか?おすすめの設置位置とその理由を解説します。

ベッドはエアコンの風と垂直ではなく平行に置く

頭上を避けられるとしたら、ベッドはエアコンの風と平行になるように置くのがおすすめです。

身体に直接風があたらない位置、あるいは、足元にあたる位置です。

平行ではなく、垂直にエアコンを持ってくるとどうでしょうか?上半身に直接風があたることになり、身体が冷える原因にもなるのでおすすめしません。

エアコンをベッドと平行に置いた時エアコンをベッドと垂直に置いた時

とにかく風を直接受けない場所に設置

何度も同じことをお伝えしていますが、まとめると「風が直接あたらない場所」というのがベストです。
その他、室外機を置く場所との関係性、クローゼットやドアとの関係性、ベッドの大きさなどで決まってきます。

総合的に考えて、一番ベストなエアコンとベッドの位置関係を見つけてみてくださいね。

まとめ:寝室のエアコンは頭上を避けて!どうしても無理なら風を直接身体にあてないように工夫する

今回は、寝室におけるベストなエアコンの位置をご紹介しました。

・頭上は避けて、風が直接あたらない位置がベスト
・エアコンが頭上にあると、不調の原因になりやすいため
・頭上を避けられない場合は、ルーバーで風の向きを調整

どうしても、エアコンの位置は後回しになったり、そもそもあまり考えていなかったりと見落としがちです。

エアコンの位置で快適な睡眠環境は変わってきます。

これからベッドをどう配置するか悩んでいる方は、エアコンの位置も考えながらレイアウトしてみてくださいね。

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